今回は銘柄コード3958 笹徳印刷です。
以下笹徳印刷のホームページです。
笹徳印刷株式会社|愛知県豊明市を拠点に、国内(東京・横浜・大阪)海外(中国・インドネシア)に事業を展開する印刷会社です。
目次
事業内容
売上の6割がパッケージ印刷となっています。
がりがり君の箱やティッシュの箱はどを製造しています。
パッケージの印刷だけではなく、商品の梱包から出荷までの
ワンストップの事業を展開しています。
大手のアミューズメントパーク向けのお菓子なども
商品詰めをしているそう。
得意先にトヨタ自動車があり、カタログを作っています。
トヨタのカタログは色が実物と同じで無いといけないため
高い品質が必要だとか。
笹徳印刷は高い印刷技術があるので、出来ているとのこと。
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ラジオ日経の相場の福の神との対談で事業内容をしゃべっておりましたので
その内容から抜粋しました。
業績
以下が業績です。
売上は小幅なものの順調に伸びています。
直近業績
直近の業績は増収減益です。
第一四半期2400万円の営業利益です。
これは通期の3億8000万円のわずか6%です。
理由として、2100万円の上場費用が掛かった為と記載があります。
これが無ければ2100万の利益が出ているとのことですが、
それでも利益は4200万円とわずか12%しかありません。
このことに関しての記載は無いので
IRに問い合わせを行います。
結果は改めて。
成長戦略
成長戦略としては海外展開を考えているようです。
現在中国にある拠点の強化と
東南アジアへの進出を検討しているそう。
株価指標
2023年9月に上場したばかりの企業です。
設立自体は1950年なので歴史のある企業です。
自己資本比率 57%と健全経営
時価総額37億円は小型株になります。
PERは10倍
PBRは0.37倍
配当金は3.01%
方針
業績は安定で割安圏にいるため
長期保有で配当狙いでよいかと思います。
IRからの返答
IRからは次の日の朝、8時45分に返答がきました。
あまりの早い対応にとても好感が持てます。
内容は以下の通りです。
1Qは低調になりやすいみたいです。
そのうえ、新規上場の経費が掛かった為
利益が上がらなかったようです。
お問合せの件、まず業績に関しては季節的な要因があります。
当社は6月決算で、一番活況となるのが第2Q(10月~12月)、その次が第3Q(1月~3月)になります。
その理由としては、お菓子業界では、ハロウィン、クリスマス、バレンタイン等のイベントが10月以降に集中すること、
自動車業界では、新車投入に向けた販売促進準備に入る秋頃から受注が増えること、またティッシュ箱は花粉症がピーク
となる前の秋頃から生産量が増加するため、第2Q、第3Qに需要が増加することになります。
次の期に期待したいです!